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帯広市(おびひろし)は、北海道十勝支庁管内にある市。十勝支庁所在地で、十勝地方の中心都市。

帯広の街は、官主導の屯田兵や旧幕府家臣による開拓ではなく、静岡県出身の依田勉三率いる晩成社一行が1883年(明治16年)5月に入植したのが開拓の始まりである。その後の開墾は冷害や虫害など苦難の連続であったが、1895年(明治28年)に北海道釧路集治監十勝分監(現在のグリーンパーク)が開設されると、受刑者によって大通が整備されていき、市街地が形成されていった。

十勝地方の農産物の集散地としてかつては成長していたが、また自衛隊の旅団化に伴う人員削減や官公署の廃止、削減、撤退に伴い人口が減少している。
 
帯広の名の由来は、アイヌ語「オペレペレケプ」(川尻が幾つにも裂けている所)または「オベリベリ」(オペレペレケプの和人なまり)からといわれている。

地理

東北海道西端の十勝平野のほぼ中央に位置する。市街は計画的に整備されており、帯広駅を中心に碁盤目状の区画が四方に広がるが、ところどころ対角線方向の道路も設けられている。これは当時流行となった田園都市構想にもとづく殖民規格による都市計画に沿ったもので、格子状の道路に消防時にすみやかに対応できるように斜めに道路を配置したものである。計画当初は、斜めの道路の中心に消防署を配置する計画となっていた。(開拓当時 計画され幻となった十勝川河口都市も帯広市と同様の、殖民規格の都市計画形態であり道路配置はそっくりである。) 現代でも、殖民規格の都市計画がかいまみられるのは珍しい。

  • 山: 戸蔦別岳1959 m、札内岳1895 m 
  • 河川: 十勝川、札内川、戸蔦別川、岩内川、帯広川、売買川

気候

内陸部にあるため気候は寒暖の差が激しく、夏は約30℃、冬は約-20℃になる。冬には風の弱い快晴の日も多く、放射冷却現象により強く冷え込む。1902年1月26日には最低気温-38.2℃を記録しており、日本観測史上2位。積雪量は北海道東部の他の地域に比べて多い。

 
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