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豊川市(とよかわし)は、愛知県東三河の市である。

概要

市名の由来は、律令制の宝飯郡豊川郷から。鎌倉街道の豊川宿として機能した。(愛知県内に、豊の付いた自治体名が多いが、最古はこの豊川市である。8世紀の木簡から確認できる呼称。)

混同して記載される資料も多いため、以下詳細に記す。とよかわ(清音)豊川というのは、古代律令制の三河国宝飯郡豊川郷から由来する。律令時代には国分寺が設置された。

鎌倉時代になって、鎌倉街道が整備されると、豊川宿として機能した。鎌倉時代の史書では、海道記に、豊河の宿。東関紀行に、豊川といふ宿。と記載される。そして、現在の愛知県豊川市に至る。

とよがわ(濁音)豊川は、古代律令制では、飽海川(あくみがわ)と呼んだ。この飽海(あくみ)というのは、渥美郡のことで、7世紀までは、飽海(あくみ)と書いたことが木簡から確認されている。その後、中世になって、室町時代から江戸時代まで、吉田川と呼称したことが、三河国聞書から確認できる。中世から江戸時代まで、豊橋は吉田と呼ばれていた。明治以降に吉田を豊橋と改めた後、川の呼称もとよがわ(濁音)豊川となった。
 

東名高速道路や国道1号、国道151号、国道362号などが通っており、東三河の道路交通の要衝となっている。豊川稲荷や御油の松並木は全国的に有名で、歴史的建造物なども数多くある。また、冬の晴れた日には、市内各地から富士山を眺めることができ、歌川広重の東海道五十三次などにも描かれている。

第二次世界大戦中は、市内に豊川海軍工廠があったことにより空爆の標的にされ、大きな被害を受けたが、終戦後、工廠跡周辺に多くの工場や商店ができ、工業・商業地域となった。

2006年2月1日に、宝飯郡一宮町を編入合併した。


 
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