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岡崎市(おかざきし)は、愛知県の旧三河国のほぼ中央に位置する市。全国的には、「八丁味噌」の産地として知名度が高い。
概要
細川氏の発祥地と、徳川家康の生誕地として有名である。西三河地方を代表する都市。中心部は旧額田郡で、明治時代初期には額田県の県庁所在地であった。また、一部に旧碧海郡の地域もある。
教育施設や史跡が多く、市の規模に比して文教都市の色が濃い。また、伝統地場産業には八丁味噌、花火、石製品、額田の豆腐などがある。
岡崎市民は、「岡崎」の語を「おかざき」ではなく「おかざき」と平板に発音する。岡崎が舞台となったNHK連続テレビ小説「純情きらり」の中でも、放映開始当初は「おかざき」と発音していたが、途中から「おかざき」の発音に改められた。
東部の山間には、野生の猿なども生息している。
岡崎という地名は、全国にあって紛らわしく、特に近畿では、平安神宮のある京都市左京区岡崎を指すことから注意が必要。また、神奈川県にも、岡崎城というのがある。
歴史 |
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1524年(大永4年)、七代松平清康が、安城から岡崎に拠点を移した。そして1531年(享禄4年)に、狭くて軍事的にも不十分だった旧岡崎城(明大寺城)を廃し、龍頭山の砦を整備・拡張、新たに岡崎城(別名、竜城、竜ヶ城)と呼び替えた。
江戸時代に入ると、徳川家康誕生の地として別格の扱いを受けるようになった岡崎は、更に発展を遂げた。東海道沿線に岡崎宿、藤川宿の2宿が置かれ、宿場町として栄えた一方、岡崎は城下町でもあったため、防衛上の観点から「二十七曲」と呼ばれる複雑な屈折があった。また、「五万石でも岡崎様は、お城下まで舟が着く」と謡われているように、矢作川と乙川の合流地点にある岡崎は水運の要衝であった。明治になり、廃藩置県により岡崎藩が岡崎県となると、岡崎県、ついで額田県の県庁が置かれた。また、東海道本線をはじめとして次々に鉄道が開通した。郡政制度があった時期には額田郡庁が置かれるなどしたが、交通の発展に伴い徐々に名古屋の衛星都市となっていった。また、産業としては水車動力のガラ紡による繊維産業が発達した。(ガラ紡は昭和30年ごろに繊維製品の高度化により衰退)昭和期、アジア太平洋戦争では、岡崎も空襲を受けた。市内を走る路面電車の車庫が燃えてしまったため、急遽京都から車両を調達したこともあった。資材供出のために、西尾への鉄道は休止されてしまった。戦後、隣の豊田市がトヨタ自動車の地元であること、また1970年に三菱自動車工業が北野町に開発センターと工場を設置。岡崎市のモータリゼーションは特に大きかった。にもかかわらず、他の大企業の工業を誘致できなかった岡崎市は、近代産業において近隣都市に遅れをとってしまった。そこで、新興住宅地を次々と造成し、ベッドタウンとしての道を歩むこととなった。
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